越後つついし親知らず -J・Aシーザー
J・Aシーザーは高名な寺山修司の「演劇実験室・天井桟敷」の音楽を担当したことで知られる。
いろいろ探してみたけど、今のところ越後つついし親不知が入ってるアルバムはこれだけ。入荷待ち
越後つついし親不知 自体は
1964年の不条理映画(もっと原作は水上勉の小説か)
正直寺山修司のことは
この本を通じてしか知ることがなく、劇も見たことがない
ひな壇が川を流れてる画像は有名だが...
この本自体は寺山修司の人物像を垣間見えると言えばそうなのだが、終始競馬の話が多くて、競馬と縁がない私にはサッパリな話題が多かった。
馬ではないが、動物らしい人だと、そういう印象を受けた。
青森のほうで今でもやってるのかな、劇。たしか
J・Aシーザーの曲は少女革命ウテナという1997年のアニメに用いられたことでも有名。
このアニメはデザインが少女漫画チックでとっつきにくい部分もあるが、最後が面白い。中だるみがあるのは否めないが。最後が面白いのでつい通してみてしまう。
劇場版も(声優が残念なところもあるが)必見である。
表現が回りくどいが、言いたいことは至極単純に思える。
ただその回りくどさが、華美な画面を構成する。こういうアニメは見たことないなあ
この劇場版のシュールな構成はまどか☆マギカとか影響受けてそうだね
この曲は1話に1回必ず挟まれるので耳に残る。地味に前期と後期と劇場版とで曲調が変わるように思われるが。カラオケで歌うことはお勧めしない。気まずくなること間違いなし。
しかしなんだろう、この寺山修司、J・Aシーザーに共通して見受けられるような、文脈を無視したような語彙の羅列に想起されるものが。自分の中に流れてるのはわかるのだが、汲み取れない。もどかしい